感染予防のため、仕事の前後は着替えることになっている。
(でも、ユニホームはない。家庭的な感じを売りにしていて、普段着で仕事をしている)

感染予防は大切で、仕事前に、仕事着に着替えて、仕事が終われば、
着替えて変える。これが基本で、めんどくさいと思って
仕事着のまま帰ることは今までしたことがなかった。

しかし、
昨日は、遅くに、やっかいな家族がきていて、
そんなときに残業でもしていると
捕まえられて、延々と1時間以上どうでもいい愚痴を聞かされる。
昨日はどうしてもその家族に捕まりたくなかったので、
その家族がいない間に、残業途中で仕事をきりあげ、着替えもそっちのけで
仕事着のまま帰った。

しかし、家に帰ったら、感染予防のために、着て帰った仕事着は
すぐに洗濯に出したかったので
玄関にはいると、
全裸になろうと、まずは、早速、パンツ一丁になった。

すると
玄関が開いたドアの音を聞いて、父が帰ってきたとおもったチビ2号が
「おとうさん、ただいま!」と言おうとおもって、走って2階の階段を
ダダッと、駆け下りてきた。

彼は、私の姿を見ると、
下りかけた階段の歩みを止め、
はっとしたように、はじめて見る父親の帰宅した状況に動揺した表情を残し
急き、階段を引き返し、自分の視界から消えていった。

私は、彼の動揺をおもんばかり、仕事着をまた着なおし
2階に上がろうとおもったが、
それも、どうかとおもって、
話せば分かるとおもって、パンツ1丁で仕事のカバンを持って、
2階に上がって家族のいる部屋に「理解しがたいとはおもいますが〜」
と入っていくと、家族一同かたまってしまって、1〜2秒、一心に自分をみつめてみたけど
2秒後には、やはり、どうしてもこの状況が理解しがたい稀有な瞳になってしまって、
「なんで〜!」
「パンツ一丁で〜!おかしいでしょ〜!」
などと、
とりくくしまもなく、結局、変態扱いされてしまった。

帰宅の習慣って、おそろしいね。
服を着てないといけないんだ。

まあ、しかたがないね。

写真は、自分が京都に行っている間に、母子で能登島の水族館にいって
ジンベイザメをみてきたときのもの。