なぜか、やっぱり

うまくいかんもんだな。例の到着した荷物、化粧箱の梱包が足らないため割れやすい感じだ。いつもは、しっかり梱包されてくるのだが、こういうときはやっぱりすんなりといかない。クッション材を買いに行き、箱詰めし直し、包装して届けた。
代品とはなったが、丁度いま、紅葉落ち葉がキレイで、それに関わる物であったので、季節的にはぴったりの品になってとても良いと思った。これで儲かったらよいのだけど、結局、赤字。1件にかける時間としては、通常の3倍近くかかった。それも、関わった4人すべての負担が大きかった。利益率が低いので結局、自転車操業になる。薄利→多忙、雑多になり、そういうところでのミスは、ホントに怖いね。悪循環から抜け出せない。
その上、今月の売上の多くがギフト券。これは、まったく利益無し。両替と同じ。その上、のし印刷などがくわわり、赤字の上に、そうした対応のために時間を結構とられる。ギフト券での購入で還元されるのでは?といわれるが、それはない。ギフト券は転売されるか、多くは百貨店スーパーなど日常生活の出費で使われる。
その上、たかがギフト券すら簡単に販売できないのか?と言われ、すぐに用意できないと感じ悪く思われる。
そのため、「すぐにいるんだ。こまっているんだ」といわれれば、急ぎ車走らせ(往復20分)買ってきて、連絡する。しかし、やっぱり3日後でいい。と言われたりが、ホントによくある。なぜだろう?
そういうことがあると現金仕入れのため、資金繰りにも悪影響。
売店泣かせだ。(百貨店では、自店系列のギフト券以外販売していない。それがかしこい。)
何をやっているのかわからない。
かといって、やめると、サービス悪い!と、他店に取られるのを心配してどこもやめられず、
結局、自分たちの首を徐々に絞めているように思う。

ギフト券なんて、本当にギフト券会社が儲かるだけ。(ギフト券会社自体も小売り販売が割に合わないからそこ販売を委託している。以前、銀行系のギフト券があったが、それ、その銀行の販売店はない。すべて、委託で、『○○銀行で買えるかなと思ったら、ココを紹介された』と買いに来ていた。ホント手間暇かかって割に合わないのだ。)
また、そうさせてしまったのは、そもそも、それにかわる商品の提案力がこちらになかったからだ。

そういえば、御歳暮、これ、すごく儲かっている様に思われるが、これも、殆ど儲からない。
よくある御歳暮の送料無料は、販売店負担だ。お金が動くので有り難いという感じだが1月
2月は、売上が下がるので、薄利の上に薄利のため、結局支払いがまわってくると、
資金繰りが苦しくなる。

百貨店は買い取りで、すこしでも安く仕入れる。残ればギフト解体品として、売り尽くす。
そうそう、素麺がお中元でよくつかわれるのは、お中元シーズン後、引き取りがあるから。
買い取らなくて良いため、販売店の負担がすくない。そのため、売りやすい。お中元の王者である。
しかし、それでもどこも大変、一時、ブランド素麺の「帯」の横流しがあって問題となった。
それでも頑固に旨い素麺を出しているところもある。ブランドでも値引きが当たり前になってしまった
素麺の中、その素麺だけは定価販売。その上、通常より高い。それでも、売れる。
生産、メーカーが本物であれば、それは確かに強い。下手な色気はいらなかったりする。

小売り。。。
私は将来、日本でも、仕入れ値を表示して販売するような
かなりオープンな生産から販売までの組織、チーム、賛同者の集まりができるようになると
思っている。また、すでに消費者側にそれを受け入れる土壌があるようにおもう。

調べてないけどもうあるのかな?