慣れ、慣れない 違和感

今、世話になっているところの問題は、幹部と現場とのコミュニケーション不足である。
たとえば、昔は、遅刻したときは、その分、その日残って仕事していけばいい。という決まりだったのが、あることをきっかけに、“遅刻したときは、後日、その時間の2倍返し!で働く”というルールになってしまった。ある人が「遅刻してもその分のこってやっていけばいいんでしょ!」という意識でいたから。幹部がそうした。そうなのだけど、こういう風にルールが決まってしまうこと自体、なんだかなあ〜という感じで、こういう風に過ごしていくのが、あたりまえというか、しょうがないと思っている節があり、それがとても、もどかしく感じる。こういう成り行きで、こういう強制を強いるルールを持ち込むことなんて、本当は誰も望んではいないだろうに、会議なんかで、結局、“ペナルティをあたえるのもいたしかたない”“妥当な決まりである”なんていう風に思いこんでしまいがちである。なんだけど、でも、その前に、なんで、幹部は、その遅刻常習者と話し合いをしていかなかったのだろう?と思う。
*どうせいかいご について
男は男が、女は女の職員が、それぞれ、入浴や排泄の介助を行うというものだが、このきまりを持ち込んだ理由が「女の人がおとこのひとにおむつを変えてもらうのははずかしい」というところからくる。相手の立場に立った素晴らしい介護である!なんて思いがちだが、現場ではそれがしばりになって、今すぐトイレに行きたいばあちゃんが男性職員をつかまえて「わしゃ、男とか女とか気にしない。いますぐトイレにつれていってくれ!」という要望に男性職員がこたえられない事態をつくってしまっている。相手の立場に立った介護が必要なら、こういう場合は、男性職員の介護を認めてもいいと思うのだけど、幹部はかたくなに「それはだめ」という立場をとっている。方針だから。なのだそうだ。
あほらしい。