人見知りの誤解

保育園の先生から「人見知りだけど慣れると大丈夫かな」といわれた。チビ2号のことだ。自分も人見知りする*1ので遺伝かなと思ったりした。
さて人見知りのヒトについて、ちょっと誤解されていると思うときもある。「こんなに元気と思わなかった」とか「こんなにしゃべるとおもわなかった」とか「こんなにむちゃくちゃするとは思わなかった」と後から言われる。その後「猫をかぶっていた」「内弁慶だったのね」というレッテルを貼られることになる。*2
実は、人見知りのヒトは、初めは自分がどれだけそこでめちゃくちゃしてもいいかを確認しないといけないと思っている。「お!この人ならめちゃくちゃしても大丈夫!」と思えばめちゃくちゃになる。決して、物静かな性格だったり、無口だったり、ヒトが嫌いだったりするわけではない。正しくは、ほとんどむちゃくちゃなことをしても何とも思わないので、自分の振る舞いについて他人様の反応を確かめながらじゃないと、いきなり迷惑をかける恐れがあるので、迷惑かけないように最初は静かにしているだけだ(おれだけか?そういうことを人見知りって言うんだよっていわれちゃうのか?また、焼き茄子級か?)。
役者さんもきっとそういうヒトが多いと思ったりする。普段はすごい人見知りのヒトとか多いはずだ。いろいろやれちゃって、それを実は何とも思っていない(良いとか悪いとか、行儀が悪いとか、常識がないとか思っていない)ので、普段は、それじゃあめちゃくちゃだから、常識を学んで普段は振る舞わないといけないと思っているはずだ。それが、いろいろ演じられる場があれば、水を得た魚のようにのびのび振る舞える。だから、とても迫真のすばらしい演技にみえたりするのだ(持論だけど)。

*1:人見知りしててもそうでないように振る舞えるが

*2:ひどいと「うそつき!」とか「昔のあなたにもどって!」とか「あなた、かわってしまった・・・」とかいわれたりする・・・こともある。