先発完投

GOGOMOON2006-06-29


今週は毎日歯科にいった
今日は腫れすぎて町医者では対処できず総合で膿みをだした
(担当が、U先生で良かった。)
明日も朝からガーゼ交換と点滴があるそうでいかなあかん。
そのため、今週は月〜金まで"歯科通い"になる、"先発完投の池田"だ。

総合は昔と全然違う。変わっていた。
総合にも歯科はあるが、ここは町医者が対処しきれない処置や手術などを主にするようだ。
といっても普通に治療を受けに来るひともいて、混んでいた。2時間待った。

他の患者さん(おばあさん)が
歯槽膿漏の治療を(町の)歯医者さんでやってもらおうとおもったけど
全然やってくれないからきた」
みたいなことをいっていて、それに対して
歯槽膿漏は積極的に治療しようとするところとそうでないところがあるからね」
と答えていた。(そうなのか!)
「どういう風に探せばいいですか」については
「どういう歯医者にいけば良いかは、近所の口コミが一番!だよ」といっていた。

どこの歯科医院がいいとかは具体的に知っていても立場上なかなか言いづらいと思う。
この返答には好感が持てた。

抗生剤の点滴もしてきたが、これは新米の先生が対応した。

これがおもしろかった。

どの血管にするかさんざんまよって、やっと自分でも入れやすい場所を
探した新人先生だったが針が入っても点滴が流れなかった。
そしたら、いきなり針を抜いてしまった。何をする!とおもったが、その瞬間、
針先から血液と点滴がチョ〜〜〜!ってウォシュレットみたいに出てきた。
こんなの初めてだ。びっくりした。
先生も同じようにパニクッテしまって(あわわわわっ!)って感じで
とりあえず動揺しながら、俺の腕にあふれた血液を拭くが、今度は
ぴゅ〜〜〜!って点滴が空に向かって吹き上げてしまってることまで気が回らず
おれに向かって飛んでくる。おおおおお〜〜!っだ。点滴でプチ水浸し。
まず点滴とめたほうがいいんでない?と思ったら、
先生も気づいて点滴の流れを止めてから、拭きだした。
これらの動揺してからあふれる点滴をどうすればいいか気づくまでの思考回路が
俺と一緒で、わらえた。

ドタバタの気配を感じて、他の先生が心配して、「かわろうか?」という感じで見に来た。
新人先生は「やります!」と答えていた。
その言い方はなんかすごい決意がこもっておった。っていうかその様子がとてもかわいらしかった。

俺はおっさんなので、かわいいとなんでも許せる。