自分にやさしく

もしも、ことある毎に、「おれって、なんて駄目なんだ!」とか「わたしって、なんて駄目なの!」なんて思ったり、あるいは思い出してそう思ったりするところがあるのならば、即刻、己にやさしくしたほうがいい。いや、すべきである。いや、しないといけない。そりゃ、しちゃわないと勘違いである。なぜなら、おれってなんて駄目なんだ!とさけぶ己は、「強く生きよう!」としていると思うのだ(間違いない。たぶん、きっと)。そして、弱いから強い人であろうとするがために、何かのきっかけで弱い自分を思いだし、なんて駄目なんだ!とか思ったりする。たぶん、思い出すのは、強さの基準があり、それと照合して比較して、己をチェックしてるからだろうと思われる。まあ、ほかにも理由があるかも知れないが、でも、結局、そんな風に思ってしまうのは、勘違いだ!なぜなら、君が目指している"強い人"は、弱い人にも慈悲深く、優しい人のはずだからだ。そう!本当に強い人は、そういう弱い人にも慈悲深く接することが出来る広大な心をもち、強いだの弱いだのの比較なんて吹けば飛ぶような価値観にしがみついてはいないからだ。だから、強く生きたいなら、弱い自分を責める必要はない。それどころか、弱いと自分で思いこんでいる部分をもっと冷静にみつめて、隠さず客観視でき、救ってあげられる。北風と太陽のように。たぶん、自分の思う強さ、弱さというのは対立すべきでなく、お互いに補い合ってる。そういう方向でお互い納得できる、また、脳は、そういう感覚なりを探し出せるようにできている(と思う)。
寝る前にちょっと考えてみる。考えてる内にねてしまうかもしれない。でも、そうすると結構寝起きが良かったりする。また、おきたあと、なぜか、納得いくような感覚になったりする(こう、一晩かけた熟カレーみたいな。いい具合に腑に落ちるかんじ)ぜひ、おためしあれ!それでは、おやすみなさい。