成功とは・・・

始まりは歩み寄りで、
分裂しなければ進歩で、
力を合わせることができれば
成功である。

 〜第11番目の鍵(ロバート・シャインフェルド著 PHP)より引用〜

あなたは人生の目的と使命を果たす途中で、大きな富を得るかも知れないし、また経済的に困窮するかもしれない。あるいはその両方を交代で経験するかもしれない。それは人によって異なる。これまで社会によって刷り込まれてきたように、富や繁栄を正しいこと、良いこと、善良なこと、望ましことと考えるのは間違いである。また富は生まれつきの権利でもなければ、人の価値を測る物差しでもない。人生や仕事における究極の目標というわけでもない。さっきも言ったように経済的な制約は一見マイナスの要因に見えてもプラスに働くことがある。もしいま経済的制約を経験しているなら、その制約に耐え抜き、結果を見届けるべきである。人生も経済的成功も、どんな形で結実するかはあらかじめ決まっている。あなたが望むことや使う手法や技術によって決まるわけではない。まして社会や仲間たちが考えていることや、かれらの成功の定義によって決まるわけでもない。とにかくあなたが受け取っている金額はあなたの人生の目的を達成するのにぴったりの額である。それより多くも少なくもない。
 〜第11番目の鍵(ロバート・シャインフェルド著 PHP)275頁より引用〜

"力を合わせる"というのは、とてもわかりやすい。
後の引用で、"人生も経済的成功も、どんな形で結実するかはあらかじめ決まっている。"というのは、わかりにくいと思うが、運命とか宿命とか神様が決めているとか、そういうのとは違う。"あなたが望むことや使う手法や技術によって決まるわけではない。まして社会や仲間たちが考えていることや、かれらの成功の定義によって決まるわけでもない。"というのもちょっと大ざっぱに思えるが、いわんとしてるのは、今の捉え方ということであり、すばらしい!と思った。

この本に寄れば、富を得る方法は、3つ。

1.自分の時間を売る
2.営利目的の売買(投資を含む)
3.相続、宝くじ、賭け事

一番良いのは、「営利目的の売買」なのだそうだ。
これはとてもよくわかる。
営利目的の売買と言っても、モノだけではない、アイデアや株もあるし、
その他、考えれば、もろもろあるので商売人にならないと、実業家にならないと駄目という話ではない。
だれでも営利目的の売買はできる。時間的制約も制限もない。(1日2時間しか働かなかったら、
月に3万円しか儲からないということは当てはまらない。2時間でも100万でも1億でも儲ける人はいる。)

次が、1の自分の時間を売るだが、これは自ずと限界がある。
が、自分の時間が売れるなら売るほうが良いように思う。働くといっても時間でお金が貰えるのだ。
自営業は、部屋を掃除しても、事務処理をしてもいくらお客さんと話をしても商品説明しても、1円にもならない。
誰かと契約して初めてお金が貰えて生活が成り立つ。契約が金なり!なのだ。
契約がなければどんなに働いてもゼロであるから働いたらお金が貰えるというのは、ホント!有り難いことなのだ。


一番当てにならないのは、3の宝くじや賭け事 これも同意。


現実的には、実際は1と2の組み合わせが一番だとおもう。