昔からの。。。

昔から店を使ってくれている方のところへ、どうも、元気ない。
「先日店でお会いしたときから、元気なかったですね。なんかありました?」
と聞くと、どうやらお疲れの様子で
「心にすきま風が吹くのよ」
・・・嫁いだ先で旦那さんがなくなり、姑さんもなくなり、
のこったジイ様の面倒を一人でみている方だ。
毎日働きにいき、帰ってくると「めしはまだか?」といわれる。
それがここ数年、
ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと
続いてきたのだ。
はっきりいって、報われない上にオーバーワークだ。
よくわかる。

「ヒトの気持ちなんて誰もわからない」
・・・かなりマイっているにちがいない。
でも、そう思えて良かったとも思った。
ずっとはりきっていたのだ。
無理がある。

好きでもないの義理の父である。
そして、金をもらっているわけでもない。
「やって当たり前」と思われていて
やらないと叱られるのだ。

保護者Aに話すと
「ありがとうの一言も貰えないで介護してる人がたくさんいるよ。」
なのだそうだ。・・・大変だ。
「報われない人も沢山居る。」

それでも、なにかそれを変える何かをしたい、それが欲しい。と思う。
きっとそうなのだ。

だから、いつも中心に向けて、問い続けるしかないのかもしれない。
だから、きっと誰かと話したいと思うのだ。
また、まだ、そう思える内になんとかしなければならないのだ。

私のばあさんは、調子が悪くなりはじめたとき
「わしはもうすぐしぬかもしれん」といってからずっと
編み続けていた時期がある。
調子悪くなる前よりペースが速くなっていたので
尋常ではない量の編み物が積み上がった。

それでいいのだ。
毎日つむぎ続ける。
そうして毎日ができあがるのだ。
だれでも一緒だ。

まだ、悩める。まだ、中心に問いかけられる!
いつか本当に中心から生きられるようになりたい!
わかっても、わからなくっても、それでいいのだ。
とどのつまりは、自分が納得したいのだ。
まず、それを最大限認めないと!と思った。

おれも、まだまだ、経験がたらんなあ・・・。

と思った。
(わけわからんでしょ。何となくの話。)