大家さん

昨日、以前住んでいたところの大家さん家に、納品があり行ってきた。
いろいろ話せてとても良かった。その中で
不惑と言うけれど40になると、自分でも、よんじゅう!という印象から、
今後のことがけっこうリアルに迫ってくる感じがする。
これからのことを考えるときに
35の頃とは感覚も違ってきてるし社会的にもある程度現実的に責任ある立場になってたりする。
20代のような勢いでなんでもござれ!という感覚とも、もっと年をとって自分の身のまわりの
整理をするという感覚とも違う。ちょっとどっちつかずでみんな悩む時期よ。み〜んなそう」

なんだか、安心した。
フィールドオブドリームスの心境だ。

知らなかったが大家さんの人生には、喪失体験があるそうだ。詳しくは聞けなかった。
もう何年も経ち、ある程度心の整理もされているのか、
そのためなのかわからないが、何をしたほうがいいか、まったく迷い無く、すっと力もいれず
話してくれて、説得力もある。

喪失体験から、物欲や見栄のために無理をする気がなくなったそうだ。
「その仕事はあなたにきっとあってるわ。でも、無理しないでね」といわれた。
とても嬉しかった。

周りから推されて、あれこれ町のためにやることがあるそうで
忙しそうだったが、生活は、とてもシンプル、質素だ。
質素だけどよく働いている。。。
そういう空気が、家にも漂っていて(昔の日本家屋、和風の家)、
なんか、とてもいいと思った。
暖かかったし。