老いていくこと を考えると。

前も書いたかもしれないが、、、
子どもの頃は、あれができるようになった!こんなことを覚えた!ってことが
うれしい。
大人も、新しい物を手に入れた!こんなに豊かになった!
ってことをうれしく思ったり心地よかったりしている。

今までできなかったことができるようになったりすることに
幸せや喜びを覚えたりもする。
あたりまえか・・・・

目標をもっていくのは
やりがいといえばやりがいだし、そういうことに自分もやる気が出る。

でも、老いていくということは、その逆で、
あれができなくなった、友人をまた失った。
という失っていったり、できなくなっていくことと
リアルに向き合う日々。

老いることを思うと怖くなったり寂しくなったりもする。

その一方で、老いて失って、なお、毎日とても
楽しそうに笑っている人をみると本当にいいなあとも思う。

老いて尚、どんな状況でも心から楽しめる自分でいるっていう
目標を持つことがこれから必要な気がした。

で、どんなときでも楽しむ心っていうのは、
なんとなくだけど、だれでも持ち合わせていて
なんとなくだけど、なつかしくも安心できる感覚だったりする。

そういうことを普段から“忘れずに”楽しんで過ごせたら
老いてから戸惑わないのかなあとも思ったりした。

もちろん、老いて嘆く。できなくて嘆く。
それも生きているからこそなのだから、
当たり前と思ってしまう。
でも、
そうした嘆きは、もともと何なのか?
そういう当たり前っていう部分で済ませている
生きているからの行動や感情のもともとの部分について
もっと目を向けるのも大切だと思う。

なかなかそうする暇がないっていう
現実的なことに精一杯で、って、これは忙しいってことか!

もともとの部分の認識っていうのを
もうすこしいつも気にしていたいなあと、あきらめずに
もっと、もともとの感覚からやっていけるようになりたいと思う。